若獅子会プロデュース公演 おおさかバージョン
フレッド・ジンネマン監督『ハイヌーン』より
笠原 章/脚本・演出
「目明し金次郎 真昼の決闘」
構成・振付/有希 晃
「舞踊 秋に舞う」
近鉄アート館
2021年10月15日(金)~10月17日(日)
男には護らなければならない人がある。刻々と迫る恐怖が暴きだす人間の深層心理を、24時間に凝縮したフレッド・ジンネマン監督の不朽の名作西部劇「ハイヌーン」を翻案。アメリカ西部から江戸時代へと舞台を移し、保安官は目明しに、銃を刀に置き換えた本格的人情時代劇。
幼少時に観た映画で今でも心に残る西部劇「ハイヌーン」を、不肖私が時代劇に翻案しました「真昼の決闘」でございます。保安官(G.クーパー)を十手持ちの目明し金次郎(笠原章)に――ピストルを十手に変えての人情アクション劇です。桜花昇ぼるが扮するならず者との立ち廻りもあります。私達の周囲には当り前の如く起きている、人間の身勝手さ、保身の醜さ・軽薄さ……このお芝居のテーマでございます。決して派手なお芝居ではありませんが、大事なものを失ってはならないと言う男の生き様を、現代に強く訴えたく思います。
そうして第二部は、お口直しに出演者全員による、スカッと秋の舞いでございます。
絶好の秋日和のひとときを、是非ともご観劇頂ければ幸甚に存じます。
若獅子会主宰 笠原章
<出演>笠原章/桜花昇ぼる・大竹修造/五大桃華・青野敏行・浦川ともみ・有希晃・松井悠・三河家諒・菰池剛史・山本拓平・山内萌子・岩下譲二・宮俊一/岸本立蔵・片岡保海・金城明・大川いづみ(順不同)
【ご観劇料】
全席指定 5,000円
10月15日(金)17時、
10月16日(土)12時/16時、
10月17日(日)12時/16時、