男女共同参画社会講談

男女共同参画社会とか男女共同参画社会とかを堅苦しく考えずに、楽しみながら男女平等を考える企画が男女共同参画社会寄席です。

男女共同参画社会講談
男女の役割固定や男尊女卑の武家の規範が、庶民に広く浸透したのは明治時代と言われている。江戸時代の庶民は、男も女もいきいきとしていた。そんな庶民の生活ぶりを活写した落語「舟弁慶」の一席と、男女の身体能力を、筋力差だけで計測する現代のスポーツ競技。しかし持久力では女子の方が勝ると言われている。本当に男は運動能力が女より優れているのだろうか。男女の身体能力差を問う講談「伊達家の名物夫婦」の一席を、約一時間、そして残りの三十分を旭堂小南陵が、笑いが卑しめられていった明治時代と男尊女卑の関係を講演「男女共同参画社会と笑いのおもしろ関係」(内容はこちら講演テーマをご覧下さい)。

与謝野晶子物語(講談)

「伊達の名物夫婦」(講談)

伊達政宗の家臣井伊直人は、博打好きのグータラ男。そこへ嫁いで来たのが貞。女房の実家からも金を借りて博打に金を注ぎ込む直人に、貞は長刀で剣術の試合を申し込み、亭主をコテンパン。直人は江戸へ出て柳生飛騨守の所で修業。免許皆伝の腕になって戻ってきたが、やっぱり貞の方が強かった。又、もう一度修業に出るのだが・・・・・・あとは聞いてのお楽しみ。

「舟弁慶」(落語)

舟遊びを誘われて、女房に嘘をついて家を出た亭主。ところがそれが夕涼みに出かけた女房に見つかり、女房は舟に乗り込んで大立ち回りをする一席。